
はじめての舞台観劇、マナーが多そう、お作法が全く分からない。
と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
私も最初はめちゃくちゃ不安でした。周りに観劇が趣味の人もおらず、SNSが流行っていたわけでもないので、調べてもどうしたらいいかわからず、場数を踏んで慣れてきました。
そんな右も左もわからなかったところから、観劇歴10年になった今の私が、あの頃の自分に教えたいまずこれだけ抑えればOKなマナーをお伝えいたします!
※舞台の主催者や会場・舞台の内容により若干異なるので、どの舞台でも共有の最低限守ってほしいものをお伝えしていきます。参考にしてください
開演前に準備しよう
髪型・服装の注意
一番悩まれる方が多いと思うので、別途まとめようと思っているのですが、まずは下記を意識してみましょう。
・ジャージ・スウェット・ジーンズなどカジュアルすぎる格好は避ける
・お団子やポニーテールなどアップスタイルは避ける
・着席する前に帽子は外す
・音のなるアクセサリーはしない
上記を守っていればまずはOKかなと思います。
私がよくやるのは ブラウス+ロングスカート、ワンピース、+パンプス の組み合わせです。
髪は基本巻きおろしのスタイルもしくはハーフアップにしております。
髪飾りもあまりにも大きいものや全面スパンコール!!のようなものは後ろの席の方の視界の妨げになりますので避けましょう。
開演時間前に着席しよう
開演時間を過ぎてから座席に着くときには周りの方の迷惑になりますので避けましょう。
自分に置き換えると、推しの登場シーンで目の前を人が横切ったらイラっとしませんか…?
お仕事や体調など事情がある場合もあるとは思いますが、できる限り開演5分前には自分の座席に着席しておきましょう。
もしどうしてもな事情がある際には、通路側の席を取る、最後列を取るなど周りの方のご迷惑にならないよう配慮しましょう。
携帯電話・スマホの電源はオフに

持ち物の記事で忘れずに!とお伝えした携帯電話・スマホですが、観劇中は電源をオフにしましょう。
上演中に操作なんて論外です。
どの舞台でも開演前に、電源をオフにするよう必ずアナウンスで伝えられます。
舞台機構の妨げになったり、着信音が鳴ることで舞台進行の妨げになります。
とても感動的な場面で「LINE♪」なんて着信音が鳴った時には素敵な場面が台無しですし、何より周りの方へのご迷惑になります。
座席に着いたら電源はオフにしましょう。
座席の座り方の注意点
座席に座る際の注意点押さえてほしいポイントは3つあります
背もたれにしっかり背中を付ける
背もたれに背中を付けると、座席から頭がはみ出て後ろの人の視界の邪魔になりそうなイメージもありますが、実際はその逆です。
背中がついていないと座席によってはステージ半分隠してしまうこともあります。
博多座さんがわかりやすく検証してくれているので、見てみましょう。
…前のめり、めっちゃ見えづらくなりますよね。
観劇の際にはご自身の座席に背中を付けておきましょう。
前の座席はけらない
当たり前ですが最前列以外の場合は前の座席にも他のお客様はいらっしゃいます。
不快な思いをさせないためにも前の座席は蹴らないようにご注意ください。
必要以上に座席から動かない
これは上の2つにもつながりますが、自分以外にも前後左右の座席で観劇されているお客様がいらっしゃいます。
観劇中に前傾姿勢になったり、貧乏ゆすりをしたり。周りの方の観劇の妨げになる行為はやめましょう。
大きな荷物はロッカーに入れる
大きな荷物は場所を取ってしまうだけではなく、ほかの方の通行の邪魔になります。
また近年少なくなりましたが、客席降りがある舞台は出演者の方・演出の際の邪魔になります。
キャリーバックなどの大きなお荷物は劇場内外のロッカーまたはクロークに預けましょう。
上演中
観劇中の私語厳禁
ご友人・恋人・ご家族と観劇に行くこともあるかと思います。
どんな場合でも上演中にお話しをするのは控えましょう。
コンサートなどとは違い劇場は思っているよりも声が響きます。
せっかく目の前で進んでいく生ものの舞台。感想共有は幕間や終演後まで我慢しましょう。
飲食はNG
客席内飲食NGです。飲食の際はロビーや劇場外で済ませましょう。
上演中は飲水や飴なども控えましょう。のどの乾燥などでほしくなることもあるかもしれないですが、話声と同じで音がとても響き周りのご迷惑となります。
録音録画は言語道断
こんなことする方はいないと思いますが、舞台の録音・録画は禁止されています。
著作権や肖像権など法律により禁止されている事項ですので必ず守りましょう。
宝塚歌劇など稀に出演者が出てくる前であれば舞台の写真撮影が許される舞台もあります。
その場合は主催者の指示に従ってください。
番外編
団扇・ペンライトはお留守番で
アイドルを応援していると
現場=団扇・ボード・ペンライト
という認識の方も多いと思います。
舞台は基本これらの持ち込み・使用はNGです。持って行っても荷物になるだけなのでお留守番しておいてもらいましょう。
ただ例外として、OKが出ている場合や主催者側からこのグッズを使ってショーに参加して楽しみましょう!というものもあったりするので、その場合はぜひご用意の上参加して楽しみましょう…!
拍手も忘れずに
素敵な舞台を届けてくださる出演者の皆さんへ感謝の気持ちを込めて精いっぱいの拍手を忘れずに!
タイミングは曲終わり、場面転換など様々ですので、きっかけがつかめないときまずは周りの方の様子をうかがってみましょう。
そして終演の際には心からの大きな拍手を送りましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いろんなことを書きましたが
・周りの方への配慮を忘れず
・自分も全力で楽しむ
この二つを意識していただければと思います!
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